バッテリーの交換時期について　〜　カーオーディオ

バッテリーの寿命

平均して２〜３年ですが車の使用状況、メンテナンス（補充電含む）、付属電装機器により大きく変わります。


バッテリーの消耗

セルモーター（スターター）の回りが悪くなったとき
エンジンをかける際に、キュルキュルって回転音がしますが、掛かるまでの時間が長くなります。

夜間のヘッドライトが不安定になる。
ウインカーをつけるとメーターパネルが連動して点滅する。
パワーウインドウの動きが悪くなる。

電圧がない。
バッテリーが膨れている。
バッテリー液の減りが早い。液漏れしている。
端子に粉がふいている。
液式の場合、比重がない


バッテリーが上がってしまった時

バッテリー上がりの時には、カチカチって音がしてエンジンが掛かりません。
ルームランプやヘッドライトの消し忘れ等での放電によるバッテリー上がりの時は必ず充電器で充電しましょう。
アイドリングや走行では完全に回復しないことが多いです。


※注意　ドライバッテリーは残容量３０％程度でも高始動性能を発揮するため、少しのアイドリングでも
充電出来たと錯覚することが多いです。
この場合何度もバッテリー上がりを起こす危険性があるため、必ず充電器を使用してください。
（液式は残容量７０％でかかりが悪くなるため、アイドリング充電では不十分と実感出来ます。）


新しいバッテリーの場合は、ほぼ回復すると思いますが、数年経っているバッテリーは交換も考えたほうが良いでしょう。

放電に心当たりがない場合、年数が経っている場合は寿命の可能性が高くなります。
充電しても回復しない場合が多いです。

バッテリー上がりを2〜3回起こしているバッテリーは要注意です。

通勤前、レジャー中にいきなりバッテリー上がりが起こると時間も費用も楽しささえも奪ってしまいます。

酷い渋滞でのヘッドライト、エヤコン、ブレーキランプは気をつけましょう！

レッカーや出張サービスなど結構費用や時間がかかります。




冬場のバッテリーは非常に酷使されます。

気温が低いとエンジンオイルが硬くなり、始動時の抵抗が増えるため、エンジンが回りにくくなります。
その回りにくくなったエンジンをかけるには多くの電力が必要になります。

さらに気温が低いとバッテリー内部の化学反応が鈍り本来の能力を引き出すことが出来なくなります。
外気温0℃のときは、残っている容量の約80％しか引き出せないことになります。
劣化が進んだバッテリーでは悲惨な状態に陥るのは目に見えてます。

※寒冷地でタフなバッテリーとは始動性能が良い、CCA（コールドクランキングアンペア）が優れたもの
オプティマ等のドライバッテリーがお勧めです。




夏はエアコンの使用で電気使用量大幅UP！

エアコンを最大風量で使用すると車全体で作られる電気の４０％を消費するそうです。
この状態で渋滞なんかでブレーキランプやヘッドライトを使用すれば
次に止まって再始動しようとした時、いきなりかからなくなった！という事態にもなりかねません。
炎天下でエンジン掛けっぱなしの屋外駐車、これも酷使状態ですね。
オルタネーターでの発電量を大きく超える使用になっているからです。
アイドリング状態での発電は最大発電量には遥かに及びません。



バッテリー交換時期について

バッテリーは悪くなるまで騙し騙し使ってしまうことが多いですよね。
見極めが非常にわかりにくいです。
色々なランニングコストで考えてみてはいかがでしょうか！

バッテリーの充放電性能劣化→発電増→燃費悪化

バッテリー上がり　→　レッカー代（無料〜数万円）→バッテリー交換

車両が古くバッテリー劣化状況でオルタネーター、セルモーター酷使　→　大げさですがオルタネーター交換２０万、セルモーター２０万

レジャーにて突然のバッテリー上がり　→　夫婦喧嘩、デート台無し（笑い！って笑えないですが・・・）